カレーを作ろうとスパイスを買ったはいいけれど、スパイスはカレーだけで楽しむものではありません。
スパイスをコーヒーにいれるのはおすすめです。
とても簡単に、いつものコーヒーがちがうおいしさになりますよ。
けれども、せっかくいれたスパイスがうまく味を発揮できないこともあります。
そのために、簡単ですが大切なコツがあるので説明しましょう。
ランキング形式で、コーヒーにいれるおすすめのスパイスを紹介します。
スパイスのコーヒーへのいれかた
まずはスパイスのコーヒーへのいれかたを説明します。
コーヒーは家にあるものを適当に、スパイスは目についたものをこれまた適当に選んでいます。
ペーパーフィルターでコーヒーをいれるのですが、そのときのコツはこのとおりです。
- コーヒー、スパイス、コーヒーの順にいれる
- 蒸らし時間をとること
ひとつずつ説明しましょう。
スパイスはコーヒーで挟むようにいれること
コーヒー、スパイス、コーヒーの順に、ペーパーフィルターの中で、スパイスをコーヒーで挟むようにいれています。
コーヒーの上にスパイスを振っただけでは、スパイスの湯への馴染みが悪いことがあります。
スパイスのかたまりが湯に浮いて漂うことは避けたいですね。
では、ペーパーフィルターの一番底にスパイスを入れるといいかというと、これも問題があります。
ペーパーフィルターが目詰まりするかもしれません。
ということで、コーヒーで挟むようにしてスパイスを入れています。
蒸らし時間をとること
はじめに少量のお湯をいれたあと、じっくりと蒸らし時間をとります。
コーヒーを湯になじみやすくするために、蒸らしは大切だそうですが、スパイスも同様です。
コーヒーの蒸らし時間は20~30秒がよいようです。
スパイスのために長めの30秒ほど蒸らし時間をとっています。
ランキングの方法
ランキングの方法について説明します。
評価の基準は、まったくの好みです。
飲んだうえでの私見私観ですが、夫の感想は聞いています。
おいしかったかどうか、気に入ったか気に入らなかったか、どれよりも好きかそうでもないか。
中には、私はおいしく感じたのに、夫にははなはだ不評というスパイスもありました。
新しい世界が開けた心地になるスパイスもあります。
それでは、ランキングを紹介しましょう。
コーヒーにいれるおすすめのスパイス
コーヒーにいれるおすすめのスパイス、まずは4位5位の紹介です。
4位 | カルダモン |
5位 | クローヴ |
5位はクローヴです。
コーヒーの苦みとクローヴの苦みがなじみがよく、風味のよいコーヒーとなりました。
スッキリ派と苦味派と、コーヒーには派閥があるようですが、苦味派にはおすすめのコーヒーです。
4位はカルダモンでした。
インドやトルコでは、カルダモンコーヒーは定番だそうです。
定番ということは多くの人に馴染みで指示されているということで、やはりなあと納得のいく味です。
甘い風味とスッキリ感のあるコーヒーでした。
1位 | ブラックペッパー(黒胡椒) |
2位 | レッドペッパー(粉唐辛子) |
3位 | シナモン |
3位はシナモンです。
シナモンコーヒーは世界のあちこちで馴染みのあるものです。
スターバックスに自分でいれられるシナモンパウダーが用意されていることも、馴染んでいる証でしょう。
馴染み深いものだけのことはあります。
コーヒーの苦みにシナモンの華やかさが加わった味です。
2位はなんとレッドペッパーでした。
つまりは粉唐辛子で、入れるのに少しの勇気が必要でした。
けれども、夫は唐辛子が好きなので、これについては彼の評価は甘くなりがちです。
えいやっと勢いでいれてみたら・・・・・・おいしくできました。
パンチのきいたコーヒーなので、特に朝におすすめです。
栄えある1位はブラックペッパーです!
数あるスパイスの中で一番手軽かもしれません。黒胡椒です。
パンチがきいて、かつ、スッキリしたコーヒーになります。
スッキリした風味になるので、レッドペッパー以上に朝におすすめです。
渇をいれたい時にもどうぞ。
コーヒーにいれるおすすめのスパイス(その他)
他に試していたスパイスを紹介します。
オールスパイス
6位はオールスパイスです。
コーヒーの苦みとの相性がよいせいか香りがよく、淹れている最中はシナモンを越えて3位候補かと思われました。
けれども、飲んでいる最中は劇的なものを感じることはなく、シナモンの3位を脅かすほどでもなかったです。
そのうちカルダモンやクローヴより評価が下がっていき、結果、6位になりました。
ナツメグ
コーヒーの苦みとの相性がよいのはナツメグも同様です。
ただ、飲んでいる間に「肉がないことへの違和感」を覚えるようになりました。
ナツメグは肉料理に向いたスパイスのようです。
ターメリック
私はおいしいと思ったのですが、夫は「奇妙な味がする」と言って甚だ不評のコーヒーでした。
好みが分かれる味のようです。
フェンネル
好みがわかれるといえば、こちらもそうでしょう。
インド料理屋のレジ横に、砂糖でコーティングされたスパイス、あるいは氷砂糖といっしょに盛られたスパイスがありますが、これがフェンネルです。
茴香(ウイキョウ)と呼ばれて、薬草としてつかわれてもいるスパイスです。
そのせいか、コーヒーから薬っぽい香りがするので、好みが分かれそうです。
ジンジャー(ジンジャーパウダー)
要注意なのは、ジンジャーパウダーです。
上に書いたようにペーパーフィルターで淹れる分には、おいしくいただけるコーヒーでした。
けれども、コップのコーヒーに無造作に入れるズボラな方法をすると、とんでもない味になります。
「山奥の仙人が出す効きはいいがすごい味の仙薬」とでも言いましょうか。
試したい方は自己責任でどうぞ。
ガラムマサラ
目の前に新しい世界が開けた気になるなら、ガラムマサラです。
これだけミックススパイスですが、そこは気になさらずに。
ペーパーフィルターではなく、カップ一杯用のドリップパックでためしました。
あとは同様に、コーヒーにガラムマサラをいれてドリップします。
コーヒーとカレーの香りが同時に立ちのぼる珍妙な飲み物になりました。
味も「コーヒーとカレーを同時に口にした味」で、他に説明のしようがないです。
目の前に新しい世界が開けた気分になりたい方は、自己責任でどうぞ。
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