トリニタード・トバコの治安や行き方は?料理も知りたい!

雑学
記事内に広告が含まれています。

トリニタード・トバゴは、日本ではあまり知られていませんが、カリブ海にある島国です。

歴史的に多くの国の影響をうけていたり、自然に恵まれていたりと、他にない魅力があふれるところです。

トリニタード・トバゴの魅力や治安、料理や観光情報をまとめました。

トリニタード・トバゴとは?

トリニタード・トバゴについて説明します。

トリニタード・トバゴ共和国(Republic of Trinidad and Tobago)はカリブ海にあります。

トリニタード島とトバゴ島の2つの島と属領によって構成されています。

大きさは4827平方キロメートルと301平方キロメートル・・・・・・和歌山県と福江島(長崎県)くらいです。

1498年にコロンブスによってヨーロッパに知られ、スペインに征服されました。

イギリス、オランダ、フランス、ドイツ系クールラント公国と次々に支配者が入れかわりましたが、現在はイギリス連邦加盟国です。

公用語は英語ですが、多く話されているのは英語系のクレオール語(混成言語)で、スペイン語、フランス語、ヒンディー語の影響があります。

日本からトリニタード・トバゴへの行き方

トリニタード・トバゴへの直行便は、残念ながらありませんでした。

一般的なルートは、まず北米(アメリカやカナダ)またはヨーロッパ(イギリスなど)を経由し、そこからトリニタード・トバゴの首都ポートオブスペインへ向かう方法です。

乗継ぎ1回で行けるのは意外でした!

多くの旅行者は、アメリカのマイアミやヒューストンを経由地に選ぶことが多く、そこからカリブ海方面への便に乗り換えます。

旅行計画時には、乗り継ぎの時間や便数を確認しておきましょう。

トリニタード・トバゴの治安

トリニタード・トバゴの治安について説明します。

トリニタード・トバゴの治安はあまりよくありません。

外務省の危険情報では「レベル1:十分注意してください」が設定されています。

銃器をつかった強盗や殺人事件が多発しているので、夜間の一人歩きは、女性はもちろん男性も控えましょう。

やむを得ず外出する時は必ず車で、タクシーを利用する際はホテルや信頼できる会社で予約しましょう。

ダウンタウンでは日中でも強盗事件が発生しています。

アジア人(中国人)住民を狙った殺人・強盗事件もあるので、要注意の治安ですね。

トリニタード・トバゴの料理

トリニタード・トバゴの料理について説明します。

トリニタード・トバゴの住民は4割がアフリカ系で、4割がインド系です。

様々な国の支配下にあったこともあり、トリニダード・トバゴの料理は、アフリカ、インド、スペイン、フランス、中国などの文化が融合した豊かな風味が特徴です。

主な食材には、シーフード、米、豆、ココナッツ、トロピカルフルーツが使われます。

代表的な料理には、「ダブルス」(揚げパンにカレー味のひよこ豆を挟んだもの)や「ロティ」(カレー風味の具材を包んだフラットブレッド)、「カラルー」(ほうれん草に似た野菜を煮た料理)や「ペラウ」(肉と豆を使ったカラメル風味の炊き込みご飯)などがあります。

タブルスやロティはインドの影響がうかがえますね。

ペラウは、言葉から見てもピラフの一種だと思いますが、カラメル風味なのはサトウキビ産業の名残を感じさせます。

スパイスも豊富で、クミン、ターメリック、スコッチボネット(激辛唐辛子)などがしばしば使われています。

トリニタード・ドバゴの観光情報

ショウジョウトキ

トリニタード・トバゴの観光情報を説明します。

様々な国の影響を受けた文物と、独特の自然が魅力です。

マグニフィセント・セヴン 壮麗なる7軒

トリニタード・トバゴがイギリスの植民地だった1904年~1910年にかけて建てられた7基の歴史的建造物です。

ネオロマネスク様式、イタリア様式など、それぞれが異なった様式で建てられています。

中でも人気なのは、英国王室の夏の別荘バルモラル城を模したストールメイヤー城と、トリニダード・トバゴ最古の高校であるクイーンズロイヤルカレッジです。

7つの建築群をめぐるツアーは、首都ポートオブスペインの観光ツアーの目玉です。

カロニー スワンプ バード サンクチュアリ

カロニー スワンプ バード サンクチュアリ(Caroni Swamp Bird Sanctuary)はマングローブをクルーズできます。

トリニタード・トバゴの国鳥スカーレットアイビス(ショウジョウトキ)が見られます。

鮮やかに朱い色をしたトキが群をなして飛ぶ様は壮観です。

ハチドリ園リエット

野生のハチドリが集まる個人宅が一般開放されています。

敷地内にシュガーポットがつるされており、トリニタード・トバゴにいる16種類のうち13種類のハチドリが見られるのです。

朝・昼・夜の3回ツアーが行われています。

まとめ

  • トリニタード・トバゴは歴史的に多くの国の影響をうけている
  • トリニタード・トバゴへは乗り継ぎ1回で行ける
  • トリニタード・トバゴの治安はあまりよくない
  • トリニタード・トバゴの料理はアフリカとインドが合わさって魅力的
  • トリニタード・トバゴの観光は独特の歴史的建造物と自然物がおすすめである

トリニタード・トバゴは良い悪いどちらの意味でも「やばい」国という印象です。

治安はよくないけれども、歴史や自然、料理ははるかに魅力的です。

トリニタード・トバゴは、気をつけた上で、訪れたい国ですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました